第13回報道実務家フォーラム 「 『認知症行方不明者問題』 『老いてさまよう』 はこうして取材した 」 を2月27日(金)に開催

第13回 報道実務家フォーラム
「認知症行方不明者問題」「老いてさまよう」はこうして取材した

<講師>
矢野良知さん(NHK人事局副部長、報道当時社会部副部長)
銭場裕司さん(毎日新聞東京本社特別報道グループキャップ)

 

2月27日(金)午後6時30分~9時
早稲田大学3号館7階704教室

(地下鉄東西線早稲田駅から徒歩、またはJR・西武高田馬場駅からバス「早大正門」終点)   

  年間1万人に上る認知症の高齢者が行方不明になっています。保護された先では身元が分からず施設内で症状が進行、残された家族は身を案じ責任を感じて苦悩 する--こんな実態を明るみに出し、社会に大きな議論を巻き起こしたのがNHKと毎日新聞の報道でした。NHKは昨年5月11日の「NHKスペシャル 認 知症行方不明者1万人~知られざる徘徊の実態~」をはじめ同年春から秋、また毎日新聞は連載「老いてさまよう」などの報道を2012年12月から昨年秋に かけ続けた結果、警察が身元不明者を探すシステムを改良するなどの前進も得られました。両者の報道ともに菊池寛賞(2014年)が、また毎日新聞にはさら に新聞協会賞(同年)も贈られました。

 記者たちはなぜこの問題に気づき、どのように取材を進めたのか。どんな難点があり、どんなやりがいがあったのか。行政の反応、家族たちとの接し方は、「個人情報」や「プライバシー」を理由とした障壁はなかったのか-。

 第13回「報道実務家フォーラム」では、この一連の報道をNHKと毎日新聞のそれぞれで主導した2人の記者、矢野良知さんと銭場裕司さんに、取材・報道の進め方や手段を教えていただきます。

予約不要・無料です

<主催>
早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース

取材報道ディスカッショングループ

 

問い合わせ: jitsumukaforum@yahoo.co.jp
または
早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース 瀬川至朗研究室
(FAX:03-5286-3995)

  報道実務家フォーラムは、取材技法を高め、知識を広げたり、情報、報道の自由と記者の権利について理解を深めたりすることを目的に2010年始まり、これ まで12回開かれています。現役の記者や記者を目指す人、そういったテーマに関心のある人ならどなたでも参加できます。 新聞・通信・放送の記者でつくる「取材報道ディスカッショングループ」の議論の中から生まれました。

 

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これまで開催されたフォーラム(講師の肩書きはすべて当時)

2014年

9月11日
デイヴィッド・レヴィーさん(英国オックスフォード大学ロイター・ジャーナリズム研究所所長)
ニック・ニューマンさん(同研究所シニア・リサーチアソシエイト)
「デジタル・ジャーナリズムの挑戦~各国のメディア分析から~
日米英など10カ国で、ニュースはこうして読まれている」

2013年

5月16日
福田 裕昭さん(テレビ東京報道局報道番組センター長)
「『池上彰の総選挙ライブ』はこうしてできた」

2月15日
立岩陽一郎さん(NHK記者)
「印刷工員胆管がん問題 私はこうして掘り起こした」

2012年
10月24日
松原耕二さん(TBS報道局解説委員、元「ニュース23 クロス」メインキャスター)
「ニュースキャスターは原発事故をこうして伝えた」

5月31日
依光隆明さん(朝日新聞編集委員)
木村英昭さん(朝日新聞経済部記者)  
「『プロメテウスの罠』はこう取材・執筆している」

1月30日 
野呂法夫さん(東京新聞特報部デスク)   
「『東京新聞特報面』はこうして作られる」

2011年

10月21日
七沢潔さん(NHK放送文化研究所研究員・ディレクター)
「『ネットワークで作る放射能汚染地図』はこうして取材・放送した」

3月17日  震災のため中止

2010年

12月21日
板橋洋佳さん(朝日新聞記者)   特捜検事の証拠改ざんはこうやって明るみに出した

10月8日
松田史朗さん(朝日新聞記者)   鳩山前首相「故人献金」はこうして調べた

7月23日
青木友里さん(下野新聞記者)  栃木豪雨・警察消防出動ミスはこうして分かった

5月14日
大沢陽一郎さん(読売新聞社会部次長)  小沢幹事長政治資金疑惑はこうして調べた

3月4日
太田昌克さん(共同通信編集委員)   「核密約」スクープはこうして生まれた