早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース top line
これは2005年度から2009年度までのMAJESTyプログラムのアーカイブです
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学生のひとこと

家田 有美子 Yumiko IEDA
早稲田大学MAJESTy 2期生

 3年間勤めた会社を辞めて大学院に通うことにしたのは、私にとって大きな決断でした。けれど、今とても充実した毎日を送っています。
 取材に基づく記事の作成や新聞社でのインターンシップといった実践的な演習や、学生が自ら企画するイベントやワークショップ。さまざまなバックグラウンドをもつ先生方や仲間たちと一緒に学ぶなかで、科学的な視点で物事を幅広くとらえられるようになったのではないかと感じています。考える場、そして考えたことを実行する場を与えてくれるのがMAJESTyの良さだと思います。
 今春から出版社への就職が決まりました。引き続き大学院で勉強を続けながら、ここで学んだことを生かして新たなフィールドで頑張っていきます。

安田 純 Jun YASUDA
早稲田大学MAJESTy 2期生

 MAJESTyの魅力。それは、現代の「コーヒー・ハウス」ともいえる独特の空間にあります。
 学部で船に乗って海中のプランクトンを追いかけていた人や、宇宙法を研究していた人、フリーで活躍しているライターやカメラマン。こうした多種多様なバックグランドをもった人たちが集まり、科学技術の未来から、恋愛の真髄まで、毎日さまざまな議論が気軽にかつ真剣に行われています。これがとにかく楽しい。
 ときに加わる教員の方も含め、年齢も職業も育ってきた環境も異なる人たちとの議論は、刺激的で新たな発見の連続です。そして、ここで出会った仲間とバングラデシュへ災害援助ボランティアに行き、貧困や格差社会、環境問題に対する新たな視点も得ました。
 カリキュラムの充実だけではない、学生の多様性。これがMAJESTyの魅力であり、最大の強みだと思います。

映像の編集作業に集中する
映像の編集作業に集中する

高橋 直純 Nosumi TAKAHASHI
早稲田大学MAJESTy 1期生、2007年度修了

 夏休みにインターンとして、ダム建設に伴って住まいを移転される方々にお話を聞く機会に恵まれました。取材の進め方、ダムそのものの評価について、成果を公表する際に住民の方々の声をどんなかたちで出すか。計1カ月にわたる現地取材が終わったあとも、一つのアウトプットを出すまでに半年近く議論を続けています。教員や学生同士で行うこういった議論が、私にとってとても勉強になっています。
 文系と理系、学部出身と社会人、といった様々なバックグラウンドの人たちとかわす議論はとても刺激的です。MAJESTyは始まったばかりでまだまだ手探り状態ですが、教員、学生みんなでより良いプログラムになるよう議論し、試行錯誤をしています。そういった試行錯誤こそが、一人一人の「科学技術ジャーナリズム」を強くしていくのだと思います。

ディスカッション風景
ディスカッション風景

保前 信英 Nobuhide HOMAE
早稲田大学MAJESTy 1期生、2007年度修了
建築ジャーナリスト、作家

 私は本学の理工学研究科(建設工学)を修了後、清水建設叶ン計本部にて建築設計に従事し、その後、建築ジャーナリストとして独立しました。ペンネームで執筆・出版活動を行うとともに、朝日カルチャーセンター講師として一般向けの住宅論の講座も担当致しました。また、本名で科学技術をモチーフとした小説も発表しています。
 これらの実務経験を通して痛感させられたのは、わが国における文系と理系の乖離にほかなりません。他方で、科学技術論とジャーナリズム論の融合が不可欠であることは、今度の耐震性能偽装事件によって全国民の目に明らかとなりました。
 こうした時期に、早稲田大学に「文理の融合」を掲げたプログラムが発足したことは画期的であり、事件といってもいいでしょう。私はこの機会に、広く科学技術分野の知識を得ると同時に、ジャーナリズム論を研究したいと思っています。
 私は、早稲田が文理融合の牙城となることを確信しています。

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押尾 真理子 Mariko OSHIO
早稲田大学MAJESTy 1期生

 科学技術ジャーナリスト養成プログラムへの入学を目前に控え、とてもワクワクしています。
 一番の理由は、これが「ジャーナリスト養成プログラム」であるという点です。私は大学院という場を学部までとは異なり、職業訓練の場として捉えたいと思っているため、演習に重点を置くプログラム内容は、私にとって理想的です。取材や記事執筆の授業がとても楽しみで、現場で必要となる情報伝達スキルを身に付け、将来に役立てようと思っています。
 もうひとつ期待している点は、このプログラムで理系領域に関する基礎的知識・見識も身に付けられることです。私は途上国における保健医療についての報道に携わりたいと考えています。国際保健医療の現状をこれまでの自分の文系の領域を越えて正確に把握し、人々に正確な情報と考える際の指標を与えられる記事が書けるよう、このプログラムで学んでいきたいと思います。

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