早稲田-復旦大学合同シンポ終了

 早稲田大学J-Schoolとダブル・ディグリー・プログラム*を展開する、中国の復旦大学。早稲田大学の「復旦大学デー」において、ジャーナリズム大学院間の学術交流を目指した国際シンポジウムが開催されました。

 両日に渡っておこなわれたシンポジウムと研究会では、インターネットなどのニューメディアとレガシーメディア(伝統的メディア)の相克がもたらす可能性や問題点、マスメディアがナショナリズムに与える影響や、その際にジャーナリズムが持つべき規範、さらには四川地震や新潟地震における地震報道における基盤整備や報道の問題点など、さまざまな問題に関しての議論が活発に交わされました。

*ダブル・ディグリー・プログラム:早稲田大学J-Schoolと、復旦大学新聞学院のあいだの提携に基づき、修士学生が1年間の留学期間を経て論文を作成し、合計で3年間の修士生活を経て、双方の大学の修士号を取得できる制度です。現在も、復旦大学からの留学生がJ-Schoolに参加しています。

※写真は一日目のシンポジウムから